【規格外の大技】Zoom有料・無料の違いと最大1万人規模のオンラインセミナーができる機能も紹介

近年、コロナ禍の影響でオンラインでの会議やミーティングを実施している企業も多くなっています。
またこれからオンライン会議の導入を検討しているという企業も少なくないと言えるでしょう。

そこで今回はWEB会議ツールの一つである「zoom」に注目し、その特徴や魅力、無料版にはない有料版zoomのメリットなどを紹介します。

オンラインでの会議を実施したい方は参考にしてみて下さい。

zoomの特徴や魅力、導入方法を紹介

zoomとはパソコンやスマホといった端末を使って、画面を通じて複数人と映像や音声のやりとりを可能としたWEB会議ツールです。

遠隔地にいてもストレスなくスムーズにコミュニケーションをとる事ができるのが大きな魅力と言えます。
オンライン上で気軽にコミュニケーションがとれる事から、近年では様々なビジネスシーンでzoomが活躍しています。
1対1での通話だけでなく、一度のWEB会議やミーティングで多くの人が参加できる点もzoomの大きな特徴となっています。

またzoomはSkypeのようにIDを共有しておくなどの事前準備が一切必要ない点も利点です。

そのため、パソコンやスマホの操作に不慣れな方もスムーズに使用できる他、手間をかけずに大人数の参加者を集める事もできます。
zoomを導入する際は、はじめに公式WEBサイトからメールアドレスを登録し、送付されてきたメールのリンクを使ってアカウントを作ります。
次にzoomのアプリをダウンロードし、サインインして新規ミーティングを選び、参加者を募ります。

尚、参加者としてzoomを使用する場合、アカウント作成の作業は必要ありません。WEB会議を主催する人から送付されてくるURLをクリックし、zoomアプリをダウンロードする事で参加できるようになります。

無料版にはない有料版zoomのメリットとは

・時間を気にする事なく会議ができる

無料版のzoomの場合、会議を行う際、以下のルールが設定されています。

  • 1対1でコミュニケーションをする場合、時間無制限での会議の開催が可能
  • 3人以上のグループ会議の場合は、1つの会議につき最大40分までの時間制限がある

1対1での会議であれば時間を気にする必要はありませんが、3人以上の会議を開催する場合は時間制限が設けられています。
そのため、時間制限を超える度に画面を再度立ち上げるという手間がかかってしまいます。

一方、有料版zoomであればグループでの会議でも時間無制限なので、時間を気にせずに会議に集中できます。

・クラウド録画機能が使用できるようになる

クラウド録画機能が使えるようになる点も有料版zoomのメリットと言えるでしょう。

無料版zoomでも録画機能は使用可能ですが、自分のパソコンに直接録画したデータを保存する必要があり、データ量によってはパソコンの容量を圧迫する可能性もあります。
一方、有料版zoomであればクラウドへの保存ができるようになるため、パソコンの容量が圧迫されるというリスクはほとんどありません。

尚、zoomではQumuと呼ばれる動画配信プラットフォームと連携する事で録画記録の管理やトラフィック量を抑えながらWEB会議の生配信が可能となります。

・共同ホストの複数人設定が可能

zoomの場合、会議の開催準備を行い、WEB会議を主催する人をホストという言葉で表現しています。

ホストになると以下のような操作が可能となります。

  • WEB会議中における録画の開始又は停止
  • WEB会議を開催するためのURLの作
  • 不正参加者を防止するための暗証番号の設定

無料版ではこれらの作業ができるホストの設定は一人しかできません。
しかし有料版zoomであれば、ホストの業務が一緒にできる共同ホストを複数人設定する事ができます。

ホストが一人の場合、状況次第ではホストがWEB会議の進行をしながら参加者に不正がないか注視しなければならないシーンもあると言えます。

しかし共同ホストを複数人設定できれば役割分担も可能なのでホストの負担を軽減でき、会議に集中しやすくなるでしょう。

・大規模なWEB会議も実施可能

数百人規模の大きなWEB会議やミーティングなどを実施するのであれば有料版zoomを採用するのが賢明と言えます。

無料版zoomでは1回のWEB会議で最大100人まで参加する事ができます。

一方、有料版zoomではプランによっては最大500人のWEB会議を開催する事も可能となります。

最大1万人がWEB会議やミーティングに参加できる「Zoomビデオウェビナー」

zoomでは有料プランに加えて快適なWEB会議が実施できるようなオプション機能があり、その一つが「Zoomビデオウェビナー」と呼ばれる機能です。

Zoomビデオウェビナー機能の最大の特徴と言えるのが、1回のWEB会議やミーティングで最大1万人まで参加できるという点です。

特に大企業における社長の訓示など大人数でのWEB会議やミーティングでは、力を発揮してくれるでしょう。
またZoomビデオウェビナーにはQ&A機能も付いており、参加者は主催者に匿名で質問する事ができます。
さらにYouTubeやフェイスブックなど様々なSNSと連携してWEB会議を生配信する事も可能です。

ビジネスには必須なツールになりつつある「zoom」

zoomは1対1だけでなく大人数でのミーティングなども可能にしてくれるとても便利なツールです。

その利便性の高さから近年ではあらゆるビジネスの場面でzoomが活用されており、業務の負担軽減や効率化などに対して大きな役割を果たしていると言えます。
そのため、今後もzoomの活躍する場面はさらに増え、ビジネスには必要不可欠なツールになる可能性は高いでしょう。