【売上が伸びる企業と伸びない企業の違いはここにあった】オンラインでも1on1ミーティーングを充実させる5つのポイント

リモートワークが活発になり、1on1ミーティングもリモートの環境下で行う企業が増えてきました。
顔を合わせての1on1ミーティングと異なり、オンラインは部下の様子や仕事面がわかりにくいという課題があります。

では、リモート環境の中で行う1on1ミーティングを効果的にするには、どのように進めればよいのでしょうか。
ここでは、効率的かつ結果を出すための1on1ミーティングの手法について詳しく説明します。

オンラインで1on1ミーティングをする時の準備

・ネットワーク環境を整える

オンラインで1on1ミーティングをする前提として、お互いに良いネットワーク環境でミーティングをすることが重要です。
途中でネットワークが切れてしまうと、ミーティングが途切れたり、声が聞き取れなかったり、1on1ミーティングが中途半端なもので終わってしまいます。
しっかりとコミュニケーションが取れるように、最低限Wifi環境を整えた環境でミーティングをすることが重要です。
部下の自宅にネット環境が整っていなかったら、無線Wifiルーターを支給するなどしてサポートしましょう。

・オンラインで使うツール選び

オンラインミーティングで使うツールは、ZoomやSkype、Teamsなどさまざまなツールがあります。
無料で使えるものから企業向けの有料プランまで使い勝手に合わせて選びましょう。

企業で使うものは、セキュリティ面が保証されていて、安定的につながるツールが安心です。どのツールがよいかわからない人は、メジャーなオンラインミーティングツールを無料でダウンロードし、使い勝手に合わせて選んでください。

・ミーティングのトピックスを決める

顔を合わせてのミーティングと異なり、オンラインでは気軽に何度も話をするわけにはいきません。
設定されたミーティングの時間を有効に使うためにも、事前にミーティングで話す内容を決めておきましょう。

事前に部下から相談したい内容があれば、メールなどで聞いておき、しっかりと相談内容にのれるように準備をすることが重要です。話す内容は部下が決めるとうまくいくでしょう。
上司が決めてしまうと一方的に話を進めることになり、部下から自由な議論が生まれません。

1on1ミーティングでのトピックの例としては、気になっている同僚やその関係性、今後のキャリアなどが挙げられます。
仕事だけにかかわらず、プライベートの趣味の話や休日の過ごし方などの話をすることも有効です。

話すことが決まっていれば、お互いスムーズに1on1ミーティングを進められるため、事前にトピックを決めてからミーティングに入りましょう。

1on1ミーティングで意識すること

・ミーティングは必ずカメラをオンに

1on1ミーティングは、お互いにカメラをオンにして話し合います。

顔を出さずに音声だけでミーティングをすると相手の表情が見えず、部下の健康面や悩みがわかりにくいんです。
カメラをオンにすると相手の表情がわかるため、コミュニケーションもスムーズになります。

顔を見せることでオフィスで働いている時と同じような緊張感も出るため、カメラはオンにしましょう。

・部下に話をさせる

1on1ミーティングでは、部下の話をしっかり聞くことが重要ですが、オンラインでも相手の話を最後まで聞くようにしましょう。

オンラインでは同時に話してしまうと、話が聞き取れません。
話を終えるまでは、聞いているということを表情や相槌で伝えます。
相槌は、音声よりも頷くなどで伝えると、相手の話を遮りません。仕事の進捗面は1on1ミーティングで、主なトピックになるケースが多いでしょう。

部下にしっかりと報告させ、自分の意見を主張しすぎないようにします。

・部下の状況を理解する

部下と会う機会が減るほど、相手の健康や悩みなどを察知することが難しくなります。
対面で会えない時こそ、仕事面で悩みがないか、体調はいいかをしっかりと確認しましょう。

1on1ミーティングでは必ず部下の状況を確認することで、早めに部下の悩みや問題を知ることができます。

・課題への対処法を示す

仕事の進捗、部下の課題点などが明らかになったら、部下に対して具体的なアドバイスを行います。

部下が自発的に課題解決できるように促したり、具体的な手法を示すことも重要です。
本人だけでは解決できない問題は、他のメンバーのサポートを手配したりして、次回のミーティングまでにどう改善したのかを報告させます。

次回のミーティングまでに具体的な行動を決めておくことで動きやすくなるでしょう。

・部下と信頼関係を築く

関係性が薄い状態で1on1ミーティングをオンラインで実施する場合、信頼関係はまだ築かれていないケースがほとんどです。

その際、部下に、味方と思ってもらうことや理解してくれると思われることが重要です。
そのように思われたら、部下は本音で話をしてくれるでしょう。
相手が話をしやすいように、ミーティングでは相手を否定したり、強制的に指示するようなことは避けてください。

結果を出すための1on1ミーティング

1on1ミーティングをオンラインでする時には、その時間を効率的に使うために事前の準備が必要です。

ミーティング中は、部下にしっかりと話をさせて問題や課題を明確にします。
顔をしっかりと見合わせてよいコミュニケーションを取れば、部下からの信頼へとつながり、部下の仕事へのモチベーションや成果も上がることが期待できます。

ミーティングでわかった課題はしっかりとサポートしてください。