通勤時間が長いと幸福度は減少!あなたの「通勤」を見直そう

こんにちは。スケコンマガジン編集部です。(「スケコンマガジン」はAIスケジュールサービス「スケコン」がお届けする「人と時」をテーマにしたWEBマガジンです。)

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今回は毎日の「通勤」について。コロナ禍でリモートワークが導入された会社もありつつ、まだまだ出勤している方も多いと思います。実は、この通勤時間が私たちの幸福度に少なからず影響を及ぼしていることが見えてきました。

日本の平均通勤時間は片道40分程度

2014年にワークプレイス・ソリューションプロバイダーの「リージャス」が発表した調査報告では、日本の全国平均の通勤片道時間は約40分程度でした。

つまり、1日の中で平均80分間は電車や車のなかで過ごしていることになります。

大都市圏では1時間を超える場合も

一方で、2013年度に行われた総務省統計局による国勢調査によると、東京都は通勤片道時間は約1時間とのこと。ここは、人によっては「長いな」と感じる方、「全然短い!」と感じる方とで意見が分かれそうですね。

地域によって通勤時間が変化するのは、大都市圏の特徴が大きく関わっているといえます。

人口が大きい分、満員電車や車の渋滞が発生しやすく、その分通勤にかかる時間が増えます。また、特に都心へ行けば行くほど家賃が高いため、職場から少し離れた郊外に住む人が多いことも、通勤時間が長くなる要因として挙げられるでしょう。

通勤と幸福度の関係

前述したように、住む地域や職場と自宅の距離によって通勤時間は変化しますが、この通勤時間が私たちに与える影響は意外と大きいようです。

幸福度の高い国の通勤時間は短い

実は、近年国内や世界規模でランキングが発表される「幸福度」には、通勤時間の長さも関係しているとのこと。

国連の持続可能開発ソリューションネットワークが発行する「世界幸福度報告」によれば、幸福度が高かった国々の通勤時間はどれも世界平均よりも短いという結果が出ています。

具体的には、3年連続で幸福度ランキング1位をとっているフィンランドは片道通勤時間が21分でした。世界平均が41.6分であることに比べ、約半分と短いことがわかります。

通勤時間が長いと仕事の効率性が低下する

長時間の通勤は、仕事の「効率性」の減少も引き起こします。

通勤時間が長ければ長いほど、それは職場や自宅に着くまでの「待ち時間」が増えるだけでなく、朝起きる時間などといったプライベートの面でも調節等が必要になるということ。仮に寝坊してしまった場合、移動時間を短縮することはできないため出社する時間が余計遅くなってしまうことになります。そうして起床時間が固定されることで、どんなに遅く帰ってきたとしても一定の時間に起床する必要があり、睡眠不足やストレス増加が考えられます。

どんなに頑張りたい仕事でも、睡眠不足やストレスを抱えながら成果を出すのはなかなか体調的にも厳しいものです。たかが通勤時間ですが、その長さによっては仕事の質にも影響があることは忘れないでおきたいですね。

通勤の見直しは人生の見直し

毎日の通勤時間は少なくとも、それが1年2年と続いたとき、どれほどの時間を通勤に費やしているのだろう…と考えた経験がある人もいるのではないでしょうか。実際、毎日の通勤時間が、日本平均の片道40分としたとき、

40×2=80分(1時間20分)

1日の総通勤時間は80分。そしてこれが1年続くと、なんと約326時間(平均出勤日数245日から試算)を通勤時間に充てていることになります。1年間だけで326時間も電車や車の中にいると考えると、なかなか楽観視できないですよね。仮にリモートワークであれば、こうして消えていく通勤時間をプライベートやスキルアップなどに使うことも可能です。

このように、通勤時間は私たちが感じている以上に生活へ直接影響を与えてくるものだとわかってきました。

通勤時間が長くて疲れている方は、今回のお話を踏まえて、リモートワークをはじめ出勤時間を短縮できる選択肢をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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