Googleカレンダーで予定を共有!LINE通知があればもっと便利に

多くの企業や組織では、メンバー間のスケジュール共有のためGoogleカレンダーやLINEスケジュールを導入しています。

しかし、メンバーが増えて調整した日程や情報量が膨大になると、うっかり予定を見逃してしまうこともあるでしょう。

その対策の1つとして、Googleカレンダーと、LINE通知を連携させることが挙げられます。

この記事では、GoogleカレンダーとLINEスケジュールの連携方法や、LINEで通知設定を行うメリット、設定方法を解説します。

「日程調整のミスを減らしたい」「予定をスムーズに確認できるようにしたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

LINE通知とは?Googleカレンダーの情報を教えてくれる機能

Googleカレンダーにあらかじめ入力された予定を、直前に通知してくれる機能が「LINE通知」です。

以下、LINE通知でできる具体的な内容や、設定するメリットを挙げていきます。

直前になるとLINEで予定が届く

LINE通知とは、15分前や30分前に、LINEでGoogleカレンダーの重要な予定を通知する機能です。

LINE通知はGoogleカレンダーからのメッセージとして送られてきます。

カレンダーに入力されているイベント名や時間、場所などをメッセージ画面から確認できます。

メリット1.リマインドになる

LINE通知のもっとも大きなメリットは、あらかじめ設定した予定をリマインドできることです。

うっかり予定を忘れるようなミスやトラブルがなくなります。

時間や場所の確認にもなるので、グループメンバー全員が予定を合わせやすくなるでしょう。

メリット2.スムーズな情報共有

LINE通知はグループから個人だけでなく、個人からグループに送信することも可能です。

そのため、あらかじめ設定した予定から、ミスなくメンバーに伝えたい情報を事前に共有できます。

「覚えてもらっているか不安」「念入りに準備してほしい」というイベントがあれば、LINE通知を設定しておくのが得策だといえます。

メリット3.日常的に使いやすい

LINEは多くの人が日常的に使用しているツールのため、ほかのリマインド方法よりも確認が手軽で使いやすいといえます。

携帯端末を持っているビジネスパーソンは、ほとんどがLINEをインストールしているでしょう。

通知が来ればすぐチェックできるだけでなく、操作も感覚的に行えます。

メリット4.二度手間がなくなる

リマインドのためにグループメンバーへとメールを送る、いわゆる「二度手間」がなくなることもLINE通知のメリットでしょう。

メールでリマインドするには、Googleカレンダーに入力したスケジュールを再度記入しなくてはなりません。

対してLINE通知なら、Googleカレンダーの情報をそのまま送信できます。

情報の正確性という面からみても、LINE通知は安全だといえます。

LINEスケジュールの作成方法

LINE通知を活用するなら、LINEスケジュールを活用するのもおすすめです。

LINEスケジュールの作成方法を解説します。

  1. LINEのホーム画面「サービス」の「すべてを見る」をタップ
  2. サービス一覧の「便利ツール」から「LINEスケジュール」を選択する
  3. 「イベント作成」をタップしてイベント詳細・調整する日程を入力する
  4. 日程を調整したいLINEメンバーを招待して送信する

以上の流れでLINEのメンバーに予定と日程調整フォームを共有できます。

なお作成したイベントや選択メンバーはあとから修正できるため、変更が生じたときはその都度修正しましょう。

なお、イベントはLINE WORKSを活用すればGoogleカレンダーと連携させられます。

連携させるとLINEスケジュール上にGoogleカレンダーで入力した予定も自動入力されるため、2つのツールをシームレスに使えます。

日程調整をこれから行うのか、既存の予定をLINE通知したいだけなのかは、人によって目的が異なるところです。

そのため使用目的に合わせて、必要なツールや使い方を押さえて利用しましょう。

LINE通知をできるようにする方法!2つのアプリと連携させる

すでに決定されたGoogleカレンダーの予定をLINE通知するには、LINE NotifyとIFTTTを連携させる必要があります。

以下、LINE通知ができるようになるまでの手順を紹介します。

LINE Notifyとの連携

まず、LINE NotifyとGoogleカレンダーを連携させるやり方です。
端末からLINE Notifyというアプリにリンクすると、画面右上に「ログイン」という表示があります。
それを押し、「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。
いずれも、LINEに登録したときのものでかまいません。
こうしてログインすると、画面右上にLINEと同じ表示名が出ているはずです。
さらに、「Webサービスからの通知をLINEで受信」という文言も表れます。
以上で、連携は完了しました。
なお、スマホから設定する場合には、LINE Notifyを友達に登録するだけでここまで進めます。
LINE Notifyは連携したサービスの通知を受信するアプリなので、Googleカレンダーの情報も送られてくるようになります。
なお、登録と基本的な機能の使用に関しては無料です。

IFTTTとの連携

次に、LINE NotifyとIFTTTというアプリの連携です。
端末でLINE Notifyの画面を開き、IFTTTのアイコンを選択しましょう。
そうすると、設定画面に進みます。
アカウントを新規で作成するために、右上の「サインアップ」をクリックします。
「アップル」「Google」「Facebook」のいずれかを利用して、アカウントを作成することが可能です。
アカウントができたらトップ画面に戻り、左上の検索機能で「予定が始まる」というキーワードを探しましょう。
そうすると、「予定が始まる前にLINEでリマインド」が現れます。
これをクリックし、「接続する」を選びます。
次の画面では、Googleカレンダーと連携させたいGoogleアカウントを選択可能です。
「IFTTTがGoogleアカウントへのアクセスをリクエストしています」という文言が表示されるので、許可します。
その後、「私のアプレット」から「イベントが******@gmail.comで始まる場合は、メッセージを送信します」へと進み、細かい設定を行いましょう。
受取人や通知の時間などを選んだ後で「save」をクリックします。
これでGoogleカレンダーをLINE通知する際の調整が終わりました。
指定した人に希望の時間で、Googleカレンダーの情報が通知されるようになります。
ちなみにIFTTTは有料版もあるものの、LINE通知だけを望むなら無料で利用できます。

LINEスケジュールへの招待方法

LINEスケジュールのイベントに招待するには、LINE上から通知したいメンバーのLINEアカウントを指定する必要があります。

LINEスケジュールで新規作成したイベントの場合は、作成の際に調整したい日程とメンバーをまとめて入力するため、このとき招待したいメンバーを入力しましょう。

なお作成したイベントの日程調整フォームは、URLが発行されるため、このURLを個別に送付しても日程調整できます。

対して、Googleカレンダーの予定をグループに通知したい場合は、あらかじめLINE Notifyを登録したグループに通知したいメンバーを追加するのみです。

必要に応じて2つの使用方法を使いこなして、LINEでのリマインド通知をよりスムーズに導入しましょう。

LINE通知ならGoogleカレンダーの情報共有がよりスムーズに!

GoogleカレンダーとLINE通知の活用方法について解説しました。

Googleカレンダーはグループ内の情報共有にぴったりのツールです。

その機能をより効果的に使うなら、LINE通知を設定しましょう。

LINE通知は2つのアプリとGoogleカレンダーを連携させるだけで使用可能です。

設定もそれほど難しくはありません。

LINE通知は忙しいビジネスパーソンへのリマインドにおすすめです。

トラブルやミスを防ぐ方法として、LINE通知を利用しましょう。