【2022年トレンド】今流行のオンラインイベントのメリットデメリットを押さえて成功させよう

ここ数年での生活環境の変化により働き方にも大きな変化が起き、今まであまり主流ではなかったリモートワークやオンライン会議なども珍しいことではなくなりました。

他にも、セミナーや講演会などのイベントもどんどんオンラインに移行しつつあり、新たな顧客層の獲得としても注目されています。

この記事では、イベントをオフラインからオンラインに切り替える上での成功のコツや、オンラインイベントのメリット・デメリットなどもご紹介しています。

流行りに乗り遅れないよう、これからオンラインイベントを企画・検討している方は、ぜひ参考にしてください。

オンラインイベントのメリット

オンラインイベントには多くのメリットがありますが、主なメリットは以下の4つです。

  1. コスト削減
    会場代、会場の設置費用、機材の設置・配送代など、が大幅に削減可能です。
    オンラインにすれば、最低限のスタジオ一室とPCとネット環境さえあれば開催が可能となります。
    参加者側も交通費が不要になり開催コストがかからない分、無料か安価で参加可能になるので負担が大幅に減ります。
  2. 大人数の参加者が可能
    場所を問わず参加可能なので、広範囲に募集をかけることが可能になります。
    会場を抑える必要がないので、人数の上限もかなり上げる事が可能です。
  3. 参加者のデータ取得がしやすい
    オンラインイベントは基本的にオンラインで募集するようになるため、応募の顧客データ(メールアドレス等)の収集がしやすくなります。
    そのままデータ化し、メルマガ等の次のイベントにつなげるアクションを取りやすくなります。
  4. アーカイブを活用できる
    イベントを録画することで、何度も視聴が可能になります。
    定期的にアーカイブを使ってイベントを紹介したり、参加者に再度視聴してもらえるお得感も提供可能になります。

オンラインイベントのデメリット

オンラインイベントにもデメリットはあります。主なデメリットは以下の4つです。

  1. 参加者側の通信環境やITリテラシーに依存してしまう
    イベントの開催には、参加者に自身のデバイスを使って操作をしてもらうことになるため、通信環境やITリテラシーに依存してしまいます。
    実際は参加可能な環境であっても、スマホでは通信費がかかりそう、アプリのダウンロードが難しそう、スマホやPCはあるけど使い方がよくわからない等で諦めてしまう人も多くいます。
    どんなデバイスでもOK、アプリ不要でワンクリックで参加可能、詳しい手順解説フォローなど、参加者への配慮が大事になります。
  2. 適切な集客が必要
    オンラインイベントは主にオンラインでの告知が効果的です。
    しかしながら、どのようにイベントを知ってもらうかによりその方法が変わってきますし、ターゲットの集客が必要になるのでリサーチも重要です。
  3. 盛り上がりを伝えにくい
    会場に足を運んでもらって参加すると、その場の盛り上がりや他の参加者の反応などリアルに感じてもらうことができますが、オンラインでのイベントではその部分が伝わりにくく、盛り上がっているのかどうかわからないまま終わってしまうこともあります。
    質問タイムを設けてリアルタイムに交流する場面を作ったりと、できる限りのライブ感を伝える方法を探ってみることも大切です。
  4. 離脱しやすい
    実際の会場では途中退席しづらいものですが、オンラインイベントではつまらないと思ったら即誰にも気を使わず退席(離脱)できてしまいます。
    メリハリのある内容で進行内容の項目を伝えたり、プロの進行役を立ててスムーズにその場をまわすなど、事前の準備をしっかりしておく必要があります。
    「次は面白そうだからそのまま聞こう」と思わせるようなメニューを組み立てると効果的です。

オンラインイベントを成功させるコツ

では、上記のメリット・デメリットを踏まえた上で、オンラインイベントを成功させるコツを見ていきましょう。

  1. イベントの目的を明確にする
    まずはイベントの目的の明確化が最重要ポイントです。
    何のために、どのようなターゲット層に、どのようなイベント内容を与えることで、どんな利益が生まれるのかをしっかり検討しましょう。
  2. 適切な集客方法を取り入れる
    イベントの目的が明確になれば、ターゲット層に効率良くリーチするための集客方法を検討しましょう。
    SNS告知、SNS広告、Web広告、自社サイトでの告知など、予算に合わせて組み合わせると効果的です。
  3. 魅力的なコンテンツを作る
    魅力的なコンテンツでなければ、参加者に満足してもらうことはできません。
    ターゲット層に対して興味のある有益な情報を与えるようなコンテンツ作りを目指しましょう。
  4. 適切なツール・機材を取り入れる
    参加者にとって負担のない参加ができるよう、適切なツールを選びましょう。
    主催者側は、トラブルが起きたときのためのバックアップ機材の準備なども入念に。
  5. 参加者へのアフターフォローとデータ化・分析
    イベント後は、参加者にアンケート調査やアフターフォローをすることも重要です。
    参加者データやアンケートデータは分析し、今後のイベント開催だけでなく収益アップの貴重なデータとして使用できます。

需要が高まっているオンラインイベントを上手に活用しよう

スマートフォンとネット環境があれば気軽に参加できるオンラインイベントは、急速に需要が高まっています。

オンラインイベントを成功させることで、新たな顧客開拓にもつながり会社の収益アップの可能性が広がりますね。

これからはもっと身近になってくるオンラインイベントを上手に活用していきましょう。