共有しているはずのGoogleカレンダーが表示されない!原因と対策を解説

Googleカレンダーは、複数のユーザーやデバイス間で共有することが可能です。

しかし、共有しているはずのGoogleカレンダーが表示されないというアクシデントが起きてしまう場合があります。

そんな時は、原因をしっかりと見極めて対策を講じることが肝心です。

今回は、共有しているGoogleカレンダーが表示されない原因と、その対策について解説します。

スマートフォンに表示されない

パソコン上でGoogleカレンダーを共有したにも関わらず、スマートフォン上に表示されない場合は、以下が原因として考えられます。
当てはまっているかどうかを確認してみましょう。

スマートフォンがインターネットに接続されていない

機内モードになっている、データ通信がオフになっているなどの理由で、スマートフォンがインターネットに接続されていない状態の可能性があります。
Googleカレンダーはインターネットに接続されていないデバイスに対して共有されることはありません。
スマートフォンがインターネット上に接続されているか、設定を確認しましょう。

最新版のGoogleカレンダーではなく他のアプリを使用している

Googleカレンダー以外のツールを使用している場合も、共有は行われることはありません。
間違いなくGoogleカレンダーのアプリを使用しているかを確認しましょう。
また、アプリのバージョン違いで共有が行われないケースもあります。現在使用しているGoogleアプリは最新版かどうかを確認し、古いバージョンだった場合は最新版へアップデートを行うようにしましょう。

カレンダーの同期設定がオフになっている

Androidのスマートフォンでは、Googleアカウントが同期するサービスの設定を行うことが可能です。
デバイスの設定画面から「ユーザーとアカウント」の設定項目を開き、自分が使用しているGoogleアカウントを選択し、「アカウントの同期」をタップしてください。
すると、同期を行うサービス一覧が表示されるため、Googleカレンダーの同期設定がオンになっているかどうかを確認しましょう。
オフになっている場合は同期が行われず、スマートフォン上に表示されることはありません。

デバイスのストレージがいっぱいになっている

Googleカレンダーの同期を行う場合、更新されたデータをダウンロードすることでデータの同期が行われます。
この時、ストレージの空き容量が不足していると、同期に失敗してしまいます。
不要なアプリやデータを削除した上で、同期されるかどうか確認しましょう。
それでも同期が行われない場合は手動で同期を行う、アプリを再起動するなどを試してみてください。

複数ユーザーと共有しているカレンダーが正しく表示されない

複数ユーザーとカレンダーを共有している時に、共有しているはずのカレンダーが表示されなかったり、カレンダーの更新が反映されなかったりするケースが存在します。
以下では複数ユーザーと共有しているカレンダーが正しく表示されない場合の原因と対策について見ていきましょう。

カレンダーが削除済み

すでにカレンダー自体が削除されている場合、共有カレンダーの内容が反映されなくなってしまいます。
カレンダーのオーナーとなっているユーザーに削除していないかどうかの確認を取りましょう。
カレンダーが削除された場合は、自分がオーナーとなって新たに共有したいユーザーとの共有を行うことで再び共有内容が反映されるようになります。

アクセス権が削除された

他人がオーナーとなっているカレンダーについて、自分のアクセス権が削除されている場合も、共有カレンダーの内容が反映されません。
カレンダーのオーナーに確認を取り、アクセス権を削除したか、削除した場合は復旧してもらえるかの確認を行いましょう。

自分のカレンダーリストに相手のカレンダーが追加されていない

Google Workspaceを利用している際に、組織やグループで共有しているはずのカレンダーが表示されないというケースも存在します。
その場合、相手側に「他のカレンダー」項目の隣にある「+」マークを選択して、「カレンダーを追加」画面から自分のメールアドレスを登録するように要請しましょう。
この操作を行ってもらうことで、自分のカレンダーリストに相手のカレンダーが追加され、共有が行われるようになります。

共有カレンダーの内容の詳細表示設定がされていない

カレンダーの共有は、詳細を表示させずに時間枠だけ共有することも可能です。
カレンダーのオーナーに、カレンダーのアクセス権が「予定の表示(すべての予定の詳細)」となっているかを確認してもらいましょう。
もしもすべての予定の詳細まで共有されている設定になっているのならば、個々のスケジュールごとに公開・非公開が設定されているという可能性が高いです。

原因が自分にあるか、相手にあるかの切り分けが重要

カレンダーの共有が上手く行われていない場合は、自分の設定か相手の設定のどちらかが原因となっています。
まずは自分の設定を見直して、共有や同期がきちんと行われている設定となっているかを確認しましょう。
自分の設定に問題がないことを確認してから、相手側に共有が上手く行っていないこと、自分の設定は確認済みであることを伝えて、相手側の共有設定を確認してもらうようにするとスムーズに解決することが可能です。