社内の情報共有を円滑にするためビジネスチャットツールを導入する企業が増えています。
リモートワークが進み、オフィスにいなくてもアクセスさえできれば情報共有ができる目的で利用する企業も多いでしょう。
ビジネスチャットツールは情報を一斉配信できるだけではなく、資料を添付できることでペーパーレス化やコスト削減にもできるのではないでしょうか。
とはいえ、チャットツールの種類が多く、安全性はあるのか、機能が備わっているのか比較したいという声も多いでしょう。
今回の記事では、無料で使えるビジネスチャットツールの特徴を紹介します。
ぜひ比較して、ビジネスチャットツールで仕事の効率化を進めましょう。
無料で使えるビジネスチャットツールはあるのか
ビジネスチャットツールは機能が充実していて無料で使えるものがあります。
一度も使ったことがないようであれば、まずは無料のビジネスチャットツールを使ってみるとよいでしょう。
試しに使うことで、あなたに合うビジネスチャットツールが見つかりますよ。
ビジネスチャットの無料版と有料版の違い
ビジネスチャットツールは、無料版と有料版のどちらでも使えるものがあります。
先に有料版を購入して使い物にならないことがあれば、コスト削減どころか大出費にもなりかねません。
まずは、無料版で試してみてタイミングよく有料版へ移行するのもよいでしょう。
そこで、一番気になる点は、無料版と有料版との違いではないでしょうか。
ビジネスチャット無料版ではどこまで使えるのか把握しましょう。
機能に差がある
無料版と有料版では、使用できる機能が異なります。
セキュリティの問題や限られた日数でのやり取りしか、見えなくなることもあります。
サポート体制に差がある
使用するチャットツールによっても異なりますが、問題が発生したときに無料版では対応が限られることがあります。
有料版ですと、トラブルが合ったところを迅速に解決できるので、長期視点で考えると有料版に移行することをおすすめします。
無料版のビジネスチャットツールを選ぶ時確認すべき点は?
気軽に導入できるビジネスチャットツールですが、どの会社を選んだらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
その際に確認するべき大切なことを4つお伝えいたします。
これがわかれば、ツール選びに迷うことなく選べるので必ず確認してみてくださいね。
利用ユーザー数
ツール選びの中でも導入企業数を知ることで安心にもつながります。
利用されている実績数が多いほど、企業にマッチできているサービスという証明にもなります。
例えば、有名なビジネスチャットツールの「チャットワーク」は導入企業41万社以上という実績があります。
利用ユーザー数が多いということは、トラブルケースも多く改善できているので安心して使用できるでしょう。
利用可能ユーザー数
リモートワークを取り入れている企業もあり、1対1だけではなくグループでチャットができると利便性が増します。
ただし、無料の場合制限がされていることもあるので確認してみることをおすすめします。
どんなユーザー管理機能があるか
情報の共有をグループ内だけに伝えたいこともあるでしょう。
チャット内のグループにしか見られないようにアクセス権を管理する事や、追加や削除などの機能が設けられているのか確認してみてください。
社内で使われているツールは何か
社内では主にどのようなツールを使っているでしょうか。
ビジネスチャットツールは基本的にはテキストが多くなる印象ですが、最近ではドキュメントファイルや画像ファイルなどを添付することが可能です。
ただし、写真や動画なら添付できる容量を確認してみるとよいでしょう。
ビジネスチャット無料で使えるおすすめ5選
では、早速おすすめの無料で使えるビジネスチャットツールについてお伝えします。
Chatwork
国内利用者NO,1と実績を誇るチャットワークは、導入企業数41万社を突破。
手軽でシンプルな機能なので、幅広い世代で活用もできるでしょう。
とはいえ、やはり無料でできる範囲は決まっています。
無料のビジネスチャットで試し、問題がなければメッセージ閲覧数の制限なしの有料版へ移行してみるのもよいでしょう。
ユーザー上限数 | チャットへの参加数 | メッセージの閲覧 | ビデオ通話 | データの保存容量 | 有料版 |
100人まで | 制限なし | 直近40日以内に投稿された
最新5,000件まで閲覧可能 |
1対1 | 5GB/組織 | 月額700円 |
Slack
10万社をこえる企業が導入しているSlack。
チームごと、プロジェクトごとのワークスペースを設けたい方に便利です。
グループ専用のトピックを入れやすいので管理がしやすいのが特徴的。
社外のメンバーを招待することができるのも使いやすいですよ。
チャンネル数 | チャットへの参加数 | メッセージの閲覧 | ビデオ通話 | ファイルの追加 | 有料版 |
制限なし | 制限なし | 直近90日分の履歴にアクセス可能 | 1対1 | 1GB | プロ925円 |
Talknote
1,100社以上が導入しているTalknote。シンプルな設計で伝えたいことをノートに書くようにして情報を共有できます。
社内のメンバーとのタスク管理をすることもできるので、初めてのチャットツールの導入には比較的やりやすいでしょう。
他にも、メールを自動的にタイムラインへ転送してくれる機能も便利ですよ。
また、専属の担当がつくのでトラブルが合った際にもいち早く対応ができます。
無料期間 | ビデオ通話 | ファイルの追加 | 有料版 |
14日間 | ー | 1ファイル500メガバイト(動画:300メガバイト) | 要問い合わせ |
Chat&Messanger
Chat&Messengerは、ビジネスチャット、Web会議、スケジュール、文書、ワークフロー、勤怠を統合した国産グループウェア。
ビジネスチャット機能は、ファイル共有、絵文字リアクション、メンション、スレッド、定型文送信といった基本機能に加え、
画像ペイントツールを組み合わせることで、チームメンバーのレビュープロセスを効率化します。
Web会議機能は、リアルタイムの画面ペイント共有を可能にし、多言語翻訳、議事録作成、オンライン商談管理などを一つに統合。
基本機能は無料で使用可能ですが、有料プランはオンプレミス月額150円、クラウド月額300円から利用可能です。
Workplace
全世界で700万社以上が導入しているWorkplace from Metaは、Facebookと仕様が同じなので年代を問わずに使いやすいビジネスチャットツールです。
グループを作りコミュニケーションが取りやすいこともあり、社内のコミュニケーション向上にもよいでしょう。
モバイル連動やGoogleDrive、Office365から電子契約にユーザー管理までさまざまなツールと連携できるのが特徴です。
無料トライアル | ユーザー数 | ビデオ通話 | データの保存容量 | 有料版 |
30日間 | 制限なし | 1対1 | 5GB | 1ユーザーあたり月額$4 |
まずは無料版のビジネスチャットツールを使ってみましょう
今回の記事では、ビジネスチャットツールを無料で使えるおすすめ5選をお伝えしました。
まずは、どの規模の人数で使用するのかや、通常の業務で使うツールがそのまま共有できるのかなどを確認しておくと選びやすくなるでしょう。
ビジネスチャットツールは、使い方次第では情報共有を円滑にし、スピード感のある仕事ができます。
また、離れていても近距離でいるような感覚で仕事ができるので、リモート環境が当たり前になっている昨今では孤立を防ぐツールとしても活用ができますね。
まずは、無料のビジネスチャットツールで使用感を試してみてください。
そして、コミュニケーションを円滑にし、社内のチーム力を上げてみてはいかがでしょうか。
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