「チャットワーク有料プランは無料プランとどう違うの?」
ビジネス向けチャットツールとして広く使われているチャットワーク。
チャットワークにはビジネスをより円滑化するための豊富な機能が搭載されており、無料プランから気軽に導入できます。
しかし、チャットワークには有料プランもあるため、「有料プランに切り替えるかどうか悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか?
仕事のためのツールはより便利であればあるほど業務効率が上がり、より円滑なビジネスへと繋がっていきます。
チャットワーク有料版は無料版の機能をさらに拡張できるため、チャットワークの使用頻度や目的に応じて、導入を検討しましょう。
そこで今回は、以下のポイントでチャットワーク有料版の特徴について解説します。
- チャットワーク有料版を導入して新たにできること
- チャットワーク有料版の基本的な料金システム
- チャットワークの無料版・有料版の切り替え方法
業務の電子化に伴い、企業・個人を含めチャットワークを導入する方は増えています。
チャットツールは相互に導入して初めて機能するもの。
必要に応じてチャットワークのプランを有効活用しましょう。
チャットワークの有料プランでできること
チャットワーク有料プランを利用すれば、無料プランでは制限が掛かっていたポイントが一気に広がり、よりストレスなくチャットワークを利用できるようになります。
以下ではチャットワーク有料プランでできることについて、ポイント別にご覧ください。
使用できるストレージ容量が10GBに
チャットワーク内では必要な資料やファイルを送受信できます。
この機能は無料版から使用できましたが、上限は5GBまででした。
しかし、有料版を利用すればその上限が2倍の10GBまで拡充され、データのやりとりがさらに円滑化します。
特に容量の大きいファイルの送受信を頻繁に行う場合、ストレージ容量は非常に大きなポイントだと言えるでしょう。
現在使用しているファイル容量はアカウントの「ファイル管理」欄から一覧でチェックできます。
またストレージ容量は基本の有料プラン(ビジネスプラン)とは別途で上限をアップできます。
月額10,000円の「ストレージ1000」プランを利用すれば、ストレージ容量は上限1000GBまでと一気に跳ね上がるため、チャットワークの用途に応じて利用しましょう。
グループチャットの参加数が無制限に
無料プランの場合、グループチャットの参加可能数は14まででした。
これは「同時に参加できる数」ではなく「累計のグループ参加数」で、参加済みのグループを抜ければ新たなグループに参加できるというわけではありません。
そのためチャットワークを長く使っていくうちに、新たなグループに参加することを目的に有料プランに切り替える場合もあるでしょう。
いつの間にか累計チャット数が14に達していて「参加できない」という事態に陥らないよう、累計チャット数を確認の上有料プランへの加入を検討する必要があります。
累計チャット数については、以下の手順からチェックできます。
- チャットワークにログイン
- 「管理者設定(サービス管理)」にアクセス
- 「利用内容確認」にアクセス
3人以上での通話・オンライン会議が可能に
チャットワークではコンタクトが繋がったメンバーと通話料無料で通話・ビデオ会議ができます。
しかし、無料プランではこの機能は1対1のみに制限されており、グループ通話はできませんでした。
しかし、有料プランを利用すればグループチャット内で3人以上のメンバーで通話やオンライン会議ができるようになります。
オンライン会議をチャットワーク内から利用する際に押さえておきたい機能だと言えるでしょう。
広告が非表示になる
チャットワーク無料プランでは、画面端に広告バナーが表示されていました。
しかし、有料プランを利用すれば広告が非表示になり、チャットワークで必要な機能のみが表示されます。
広告表示はチャットワークを利用する上で大きな支障はないため、この点のみで有料版に切り替えを決断する方はそう多くないかもしれません。
しかし、有料プランに切り替えた際の1つの変化として押さえておきましょう。
チャットワーク有料版の金額は?
チャットワークは多彩な有料プランが用意されているため、企業・フリーランスの方は有料プランを検討するのも選択肢の1つです。
そこで気になるのが、有料版の料金プランです。
ここではチャットワーク有料版の金額とともに、有料版・無料版の切り替え方法についてご覧ください。
基本的な料金プラン
まずは基本的な料金プランについて一覧でまとめます。
- フリープラン:月額0円
- ビジネスプラン:月額600円(年間契約 月額500円)
- エンタープライズプラン:月額960円(年間契約 月額800円)
以上のように、目的や使用可能な機能ごとにプラン料金は異なります。
フリーランスとして個人的にチャットワークを導入するのであれば、パーソナルプランでもビジネスに支障はありません。
ただ、組織としてチャットワークを使用していくのであれば、社外ユーザーの使用を制限したりチャットログのアーカイブ化が可能なエンタープライズプランの導入もおすすめです。
また、プラン利用に加えデータのストレージ容量の拡充についても別途有料で行えます。
必要に合わせて利用を検討しましょう。
- ストレージ100:月額2,000円(ストレージ上限が100GBに)
- ストレージ200:月額4,000円(ストレージ上限が200GBに)
- ストレージ400:月額6,000円(ストレージ上限が400GBに)
- ストレージ1000:月額10,000円(ストレージ上限が1000GBに)
無料から有料へのやり方
以上を踏まえ、有料プランへのアップグレードを検討している方は、以下の手順でプラン切り替えを行いましょう。
- チャットワークにログインする
- 「管理者設定(サービス管理)」にアクセス
- 「利用プランの変更」から目的プランの「アップグレード」を選択
- 年間契約または月間契約かを選択し「決済情報入力ページ」へ
- 決済情報を入力して最終確認画面をチェック
- 入力情報に間違いがなければ「この内容で申し込む」を選択
- アップグレード完了
ビジネスプランの場合、支払い方法はクレジットカードのみのため、決済ではカード情報を準備しておきましょう。
また、支払い方法はプラン契約後に途中変更できないため、長期的に使用できる決済方法を選ぶことも大切です。
有料から無料へのやり方
必要に応じてダウングレードの方法を押さえておくことも大切です。
- チャットワークにログインする
- 「管理者設定(サービス管理)」にアクセス
- 「利用プランの変更」から目的プランの「ダウングレード」を選択
- 最終確認画面の情報に間違いがないかチェック
- ダウングレード完了
ダウングレードの方法についても非常にシンプルですが、組織契約が前提のビジネスプラン・エンタープライズプランからは、フリープランへのダウングレードはできません。
ダウングレードしたプランで利用したい場合はまずユーザー解約してから、新規でチャットワークに登録しましょう。
チャットワークの有料機能にメリットを感じたら使ってみるべき
チャットワークはオンラインでのビジネスをより円滑化するための豊富な機能が搭載されています。
最後に、チャットワーク有料プランの魅力をまとめます。
- 有料は目的に応じて豊富なプランから選べる
- グループ参加数が無制限になる
- ストレージ容量が10GBに拡充される
- グループ通話・ビデオチャットが可能になる
もちろん高額なプランが全員にとって便利であるとは一概には言えません。
プランごとの違いや拡充される機能をよくチェックした上で、あなたに合ったプランを利用しましょう。
利用方法によっては、別のツールと併用しながら賢く使っていくのも選択肢の1つです。
またビジネスでは、状況に応じてリアルタイムで行うビデオチャットや対面での会議が必要なシーンも当然起こり得るでしょう。
このとき、煩雑になりがちなのが日程調整です。
チャットワークではメッセージのやりとりはできますが、日程調整を円滑化する機能は搭載されていません。
日程調整ツール「スケコン」では、ツール内で作成した日程調整URLを参加メンバーに共有するだけで、スムーズに日程調整を進められます。
チャットはもちろんリアルタイムでのやりとりの機会も多い方は、チャットワークに加えスケコンの導入も検討してみてください。