- 二次会の幹事の全体スケジュール
- 1. 新郎新婦との打ち合わせ|最初に決めること
- 2. 日程調整|ゲストではなく会場に合わせる
- 3. 会場探し|披露宴会場から近いこと
- 4. 会費の決め方
結婚式二次会の幹事は、他の幹事と決定的に違う点があります。主役は自分ではなく新郎新婦で、しかも二人は披露宴の準備で手一杯だということです。幹事は「二人の代わりに段取りをする人」であり、勝手に決めてはいけないが、いちいち聞いてもいけない。この距離感が難しいところです。
この記事では、結婚式二次会の幹事がやることを依頼を受けてから当日までの順番で整理します。
二次会の幹事の全体スケジュール
二次会は披露宴の3〜4か月前から動きます。会場は披露宴会場の近くに限られるため、早めに押さえないと選択肢がなくなります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4か月前 | 新郎新婦と打ち合わせ。希望・予算・ゲスト数を確認 |
| 3か月前 | 会場を探して予約する |
| 2か月前 | ゲストに案内を出す。出欠を集める |
| 1か月前 | 出欠を締める。景品・余興・進行を決める |
| 2週間前 | 会場と最終打ち合わせ。当日の役割分担 |
| 当日 | 受付・進行・集金・景品・新郎新婦の送り出し |
1. 新郎新婦との打ち合わせ|最初に決めること
幹事を引き受けたら、まず新郎新婦と1時間の打ち合わせをしてください。ここで決めることはこれです。
- 日時 … 披露宴の終了時刻から逆算。通常は披露宴の2〜3時間後
- 予算感 … 会費をいくらに設定するか。新郎新婦が補填するか
- ゲスト数の目安 … 招待リストは新郎新婦が作る。幹事は連絡先を受け取る
- 雰囲気 … カジュアルか、少しフォーマルか。ゲーム・余興の有無
- やってほしくないこと … 意外と重要。「ケーキ入刀はもうやった」「元恋人の話はしない」など
この打ち合わせのあとは、新郎新婦に確認するのは大きな判断だけにします。会場の最終候補2つのどちらか、会費の金額、景品の目玉。細かいことは幹事で決めて進めてください。
2. 日程調整|ゲストではなく会場に合わせる
二次会の日程は披露宴の日に固定されるので、飲み会のようにゲストの都合を聞いて決めることはありません。日程調整で幹事がやるのは、幹事チーム内の打ち合わせ日と会場との下見・打ち合わせ日を決めることです。
幹事は2〜4人で組むのが普通です。全員社会人で予定が合いにくいので、打ち合わせの候補日は日程調整ツールで集めるのが早いです。スケコンのようにURLを送るだけで回答できるツールなら、幹事どうしがLINEでつながっていなくても集まります。複数人の空き時間から候補を出す手順は「複数人で予定調整」機能の使い方を参照してください。
3. 会場探し|披露宴会場から近いこと
- 披露宴会場から徒歩10分以内。ゲストは荷物を持って移動する
- 貸切できること。他の客がいると進行ができない
- 音響・マイク・プロジェクターがあるか。余興や映像を流すなら必須
- 二次会プランがある店は段取りに慣れていて楽
- キャンセル規定と最終人数の確定期限を確認する

4. 会費の決め方
会費は「会場費+料理・飲み放題+景品・備品」÷参加人数で計算します。目安は男性7,000〜8,000円、女性6,000〜7,000円が多いですが、地域や会場で幅があります。
- ゲストの人数が読めないうちは高めに設定し、余ったら新郎新婦へのプレゼントか景品に回す
- 新郎新婦が補填するかどうかを先に決める。当日に赤字が出てから相談するのは最悪
- 集金は当日受付が一般的。釣り銭を十分に用意し、受付係を2人置く
5. ゲストへの案内と出欠確認
案内は新郎新婦の名前で出します。幹事が知らない人に幹事の名前で連絡が来ても、迷惑メールと思われます。
◯◯・◯◯ 結婚式二次会のご案内
このたび結婚式を挙げることになりました。
披露宴のあと、二次会を下記のとおり開催します。日時:◯月◯日(土)18:30受付 19:00開始
会場:◯◯(住所・地図URL)
会費:男性7,000円/女性6,000円(当日受付にて)
出欠:◯月◯日までに、下記のURLからご回答ください。幹事:◯◯・◯◯
出欠はURL型のツールで集めると、誰が未回答かが一覧で見えるので、締切前の催促が一斉にできます。ゲストは新郎側・新婦側で連絡手段がバラバラなので、LINEだけに頼らないほうが安全です。
案内文の型は日程調整メールの書き方と例文集が参考になります。出欠の集め方そのものは飲み会の日程調整をスマートに決める方法で紹介している「締切を明示する・未回答者を一覧で見る」がそのまま使えます。
6. 当日の進行|幹事が回すのは2時間
二次会は2〜2.5時間が標準です。進行の型はこうです。
- 受付・集金(開始30分前から)
- 新郎新婦入場・乾杯(10分)
- 歓談(30分)
- ゲーム・景品(30〜40分)
- 歓談(20分)
- 新郎新婦からの挨拶・送り出し(15分)
幹事は司会・受付・会計・音響で役割を分けてください。一人で全部やると、自分は二次会を楽しめません。
景品の考え方
ゲームの景品は目玉1つ+参加賞多数が盛り上がります。目玉は会費総額の1割程度、参加賞は500円前後で数を揃えます。持ち帰りやすい大きさにしてください。ゲストは披露宴の引き出物も持っています。
幹事は「二人の代理人」
結婚式二次会の幹事は、自分が楽しむ会ではなく新郎新婦とゲストが楽しむ会を作る役です。段取りを引き受けることで、新郎新婦は披露宴に集中できます。それが最大の結婚祝いになります。
準備の最初の一歩は、幹事チームの打ち合わせ日を決めることです。ここは手早く済ませて、会場探しに時間を使ってください。


